現在、玄箱/HGを利用している訳ですが、流石にWindows Vista/7で利用するには設定を変更する必要があって*1不便・・・と言う事もあり、新しい自宅用のファイルサーバの構成を妄想して見るテスト。
現状分析
今は玄箱/HGにSATA 1TBのディスクを純正オプションの変換下駄を履かせた状態で運用中。
ディスクの使用量は大体270GB。容量的にはまだまだ余裕。
パーツ選定
要求分析を終えたので実際のパーツ選定。基本的にWeb経由での価格にて調査。
調査を進めた結果、T-ZONEにてファスト F330SDのAtomベアボーンが見つかった為、マザボ・ケースはこのベアボーンを利用するものとする。
CPUはAtom 330、メモリスロットが1スロットしか無いのは不満だが、用途を考えると妥協する点ではあるかなぁ・・・。
特記すべき点は2.5型HDDを2台搭載可能な点。但し、RAID対応してるか否か情報が見つからない・・・が、とりあえず妄想なのでこの際気にしない方向とする(笑)
ちなみに16,980円。
メモリ・HDD
ケースをT-ZONEにしたので、メモリ・HDDもT-ZONEで調達するものと前提する(ぉ)
メモリは通常のDDR2メモリ見たいなので、2GBの適当なモジュールを調達。SAMSUNG PC2-6400/DDR2-800 2GBで4,704円*2
HDDは2台搭載する前提で行くので2.5型を2台。現時点で2.5型で1TBモデルは出てないかと思うので500GBを2台調達。HGST HTS545050B9A300 8,390円。
合計
ベアボーンをチョイスしたのでとりあえずメモリ・HDDがあればOKとする。DVDドライブが無いが、これはネットブック用に購入したドライブを流用するので考慮しない。ここまでの合計金額38,464円。
問題点
とりあえずザックリと算出するとサーバOS抜きで4万以内で何とかなりそう・・・だけど、突っ込み所満載な環境だよなぁ・・・。
排熱を全く持って考慮していない。
割と致命的かも。そもそもF330SDのケースであるSMA-280は非常に排熱が悪いって書き込みがチラホラあるので熱によって壊れる危険性高いかも・・・。・・・仮に上記構成で運用するんなら排熱に相当注意しなければ駄目かもしれません・・・。
凄く致命的。RAID有無が不明なので、もしRAID非対応だったらHDD2台搭載する意味が薄くなる。
HDD容量
仮にRAID機能が存在するとしても、RAID1だと500GBしか容量が確保出来ない。だからと言って1TB容量を確保する為にRAID0にすると、そもそも保全性の目的でのRAID構成の意味が無くなる。
総括(?)
Atomで家庭内向けファイル鯖を目論んでみたが、小型ケース限定にすると厳しいなぁ・・・。HDDを3.5型にして、HDD大量搭載可能なケースにすれば目標は容易に(下手すると低コストで)達成出来そうな気がするが、デカいと邪魔だし消費電力*3喰いそうだからなぁ・・・。
小型ケースじゃ無理だから、次回妄想する時は今回禁じ手にしたキューブ型ケースで考えてみよう(ぉ)